日本交流分析協会にて特別研修を行いました

こんにちは。
日本アドラー心理学振興会代表の田山夢人です。

先日、12月9日に日本交流分析協会さんにてアドラー心理学の特別研修を担当させていただきました。

他学派の心理学の団体さんにお邪魔して講座をさせていただくというのは、なかなかできない経験だと思うのですが、日本交流分析協会のみなさんがあたたかく受け入れてくださったお陰で、とても充実した楽しい時間を過ごすことができました。

交流分析ってご存じですか?

私はアドラー心理学が専門なので、詳しいことは言えませんが、エリック・バーンという人が作りました。

エリック・バーンは1910年にカナダに生まれまして、1946年あたりから交流分析という独自の理論が作られていきました。

1910年生まれということは、アドラーが1870年生まれですから40歳の年の差。アドラーは第一次世界大戦時、軍医として働き共同体感覚という思想が自身の心理学に加わったし、バーンは第二次世界大戦時、やはり軍医だった人です。

戦争という一つの大きなできごとから生まれた心理学というのは、どこか親近感を覚えます。

また、バーンの交流分析は人とのコミュニケーションに注目した理論が展開されるところがあるのですが、そこはアドラー心理学の対人関係に関する理論ともとても近しいものを感じますね。

実際に、先日の講座では主に日本交流分析協会の会員さん方が参加されたんですが、「とても交流分析と似ていて理解しやすい」「受け入れやすい心理学!」と多くの方からお声をいただきました。交流分析を学ばれているみなさんがそうおっしゃるんですから、きっとそうなんでしょうね。

また、今回は日本アドラー心理学振興会でアドラー心理学を学んでいるメンバーも何名か参加してくださいまして、私としても素敵な機会だなと思いました。

といいますのも、やはり他学派の心理学を学んでいるもの同士が同じ場で学ぶというのは少ないんですよ。

それを今回は日本交流分析協会さんが「ぜひ振興会のみなさんもご参加ください」と快く承諾してくださったお陰で、「学派の垣根を越えて一緒に学ぶ」という場が実現しました。

なんか素敵じゃないですか。ほっこりしましたよ。感謝ですね。

実際に行った特別研修の内容はアドラー心理学の入門的知識と、アドラー心理学のカウンセリングを5STEPにまとめたものをワークにして実習、そして最後は私がオープンカウンセリングをさせていただきました。

10時30分から15時30分という、内容に対しては割とコンパクトな時間でしたが、とてもいい時間を過ごさせていただいたなと思います。

お誘いくださった日本交流分析協会のみなさんに感謝いたします。

日本アドラー心理学振興会ではアドラー心理学の講座や研修も行っております。大体は私が出向かせていただくと思います。ご興味あれば、ぜひ一度お問い合わせくださいね。

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