目的論は実は超カンタンです!

こんにちは。
日本アドラー心理学振興会代表の田山です。

アドラー心理学といえば目的論。

ものごとの原因を考えるのではなく、目的を考える心理学です。

そう聞くと、「何だか難しそう」と思われる方多いみたいです。

でも実はこの目的論、とてもカンタン。

今日は「赤ちゃん」で考えてみようと思います。

私は今、絶賛子育て中なんです。

昨日でちょうど0歳1ヶ月になった赤ちゃんがいます。

名前は「みこ」です。

赤ちゃんって表現方法が基本的には「泣く」ですね。

この「泣く」って行為には、私たち親に「何かをしてもらいたくて」泣くわけです。

これがアドラー心理学の目的論なんですよ。

うんちが出たから泣くのではなく、オムツを変えてもらう「ために」泣く。

お腹が空いたから泣くのではなく、ミルクを飲ませてもらう「ために」泣く。

汗でお洋服が蒸れたから泣くのではなく、お洋服を変えてもらう「ために」泣く。

今日もね、元気にみこちゃん泣いてました。

今日は何だか少し唸るような泣き方でした。

いつものように、「何してほしいのかな」と目的を考えながら様子を見にいきます。

すると今日はうねうねと動くじゃありませんか。

手をお腹の辺りに伸ばしたり力が入った顔をしたり。

お腹を触ってみると

(少し張ってるかな?)

「あら、もしかしてうんちしたいかな?」

ミルクの量や母乳の量が増えていたけど、うんちがあまり出ていなかったので、その線で進めてみました。

少しお腹のマッサージをするとマッサージの最中から

ぷりぷりぷり
ぷりぷりぷりっ

どんどん出ます。
すいません汚い話で。

みこちゃんと私とでの共同の課題ですね。

おむつのぞくと、まぁ見たことないほどの大量のうんち。

「よかったね〜、たくさん出たね」
「うんちすることはとてもいいことなんだよ」
「協力してくれてありがとね」

そんなことを言いながらオムツを変える準備を進めるんですが、みこちゃん、めっちゃ笑顔。

ぷりぷりぷりっと出すたんびに笑顔。

今回の目的は「うんちが出なくて苦しいのを何とかしてほしい」と解釈してみて、そのための援助をしたらみこちゃんもハッピーだったわけです。

子どもも大人もみんな目的があって怒ったり泣いたり不安になったりします。

原因だけに囚われず目的を考えてみてください。

「この人はどうしてほしいんだろう」
「どうなったらハッピーなんだろう」

すると人生が後ろ向きではなく前向きなものへと変わっていきますね〜!

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