アドラー「書を捨てよ、街にいでよ」

こんにちは。
日本アドラー心理学振興会代表の田山夢人です。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

今日はどちらかというと、アドラー心理学を学びたい人、カウンセリング技術を学びたい人向けの内容ですので、そこのとこご承知くださいませ。

まずはじめに。

アドラー心理学カウンセラー養成講座「アドカウ」12期の体験レッスン&説明会が、10月中旬から始まります。

まもなくご案内を開始しますので、気になっている方、お知らせをお見逃しなく!

さて。

アドラーがこんなことを言いました。

「書を捨てよ。街にいでよ。他の派の治療者と会う暇があったら患者と会え」

アドラーという人はまさに現場主義な人で、自分のはじめたアドラー心理学を体系的にまとめるとか、学会で発表するとか、そういうことにあまり興味がなかった人です。(もちろん少しはやっています)

それよりも、もっぱら患者に会い、どうしたらこの目の前の患者を援助することができるだろうか。

そこに心血をそそいだ治療者でした。

私のオフィスにはアドラー心理学に関する専門書が並んでいます。

はじめのころは本も論文も読み漁りましたが、最近はというと、単純にカウンセリングが詰まりすぎて、読む暇がないというのもありますが、

「読んでもなぁ」

という気にもなってきています。

といいますのも、ぶっちゃけて言えば、

「本を読んでもカウンセリングはできない」

ということがわかったから。

何が自分の技術を磨いてくれるかというと、“実践”なんですよね。

アドラー心理学もカウンセリングも、これらは座学じゃない。

“生きたコミュニケーション”です。

だから、1人では学べない。

アドラー心理学を実践している人たち、実践しようとしている人たちの輪の中に入って過ごすということが、何より大事になってくるんですよね。

アドラー心理学というのは「知識」ではありません。「生き方」です。

もしあなたがアドラー心理学に興味がある、アドラー心理学のカウンセリングができるようになりたい、そんな思いがあるなら、ぜひアドラー心理学を実践しているコミュニティに足を運んでみてください。

私たちのところでもいいし、他のところでもいい。

本音はもちろん、私たちのところに来てくれたら嬉しいけどね。

ということで、私は本日、書を捨て(本持ってくるの忘れた)、街に出てきます。(京都出張)

素敵な1日をお過ごしください!

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