こんにちは。
日本アドラー心理学振興会代表の田山です。
今、実家すぐ近くのスタバよりブログを書いております。
ちょっとアドラー心理学のお話。
誰かとコミュニケーションを取るときにとても大事な要素になるお話なので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
妻の有沙さんとスタバに着きましてね、席を取る私たち。
レジに並び注文をしました。
以前まではスタバの駐車場が無料だったのですが、ここ最近は有料になったらしい。
店員さんが、
「駐車場のご利用はありますか?」
と聞いてくれました。
サービス券の必要有無を確認したかったんでしょうね。
歩きできたので私は
「あ、ないです」
と答えました。
しかし、店員さんは駐車サービス券を私に手渡そうとしていて、すぐさま、
「あ!ご利用ないですね!」
と笑いながら慌てた様子で、駐車サービス券を持った手を引っ込めたのでした。
これ、この文面だけ見ていると、まるで店員さんサイドの勘違いと思えるかもしれませんが、違います。
私が惑わせたんです。すいません。
ここには書かれていない
「非言語メッセージ」
が隠されていたんです。
非言語ってのは、言葉じゃなくて、体が発するメッセージですね。
「あ、ないです」
と私が言ったとき、
実は私…首を縦に振って頷いていたんです。
言 語:「あ、ないです」
非言語:首を縦に振る
つまり、
言葉はNOといいつつ、体はYESと言っていたんですね。
私はこの瞬間、矛盾したメッセージを同時に発していたんです。
そしてここからがアドラー心理学のおもしろいところ。
言語メッセージと非言語メッセージ。
同時に発せられたときに、どちらが相手に多く影響を与えると思いますか?
…はい、そうです。
非言語メッセージを相手は受け取ります。
アドラーは100年も前に、
「結局している行動が相手に影響を与える」
と言っていました。
これは後に、ビジネス界隈でもよく取り上げられる「メラビアンの法則」でも証明されることとなりました。
今はお正月で、ご実家に帰られたり、親戚と会う機会が増えたりと、普段あまり会わないけど、関係性の近い相手と一緒に過ごす時間が増える人も多いと思います。
そんなときに、ぜひ今回のことを気にしてみてください。
コミュニケーションがすれ違うとき、
「非言語的な動きはどうだったかな」
と振り返ってみてください。
非言語メッセージは自分では普段意識しないので、無意識のうちにあいまいなメッセージを発していることもあります。
自分のカラダの声にも耳を傾けてみてくださいね!
よいお正月を!
[重大なお知らせ]
仙台近辺にお住まいの方!
2025年1月12日にせんだいメディアテークにて!
昨年7月大好評だった、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「心」と「声」と、ときどきカラダの話。
特別トークLIVE&ワークショップVol.2
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
を開催いたします!
参加費は今なら特別価格として50%オフで参加することができます。
ぜひご興味ある方は今すぐに下のボタンより詳細確認の上、ご参加お申し込みくださいね!
コメント